- バラ観音(正式名称は、大津峰山 大光寺:おおづほうざん だいこうじ)
「関の地蔵」で有名な三重県亀山市関町の古刹関地蔵院(こさつせきじぞういん)の庵主(あんじゅ)である、石川県七尾市出身の宮本光順氏が隣町の当地に能登別院を建設し、ふるさとへUターンしました。
宮本氏は京都大覚寺華道芸術学院を卒業後、真言宗大覚寺で修行し住職となり、当時荒れ寺であった関地蔵院で25年間勤め上げ、同寺院の復興に尽力されました。
その後、2007年(平成19年)10月に志賀町へと移住し300種600本以上のバラや草花を栽培し、志賀町において観光新名所となっています。
庭園の丹精込めた四季折々の草花はもちろんですが、寺院内の本堂など手の行き届いたしつらえと旬の素材をふんだんに使った手作りの精進料理(要予約)が大変好評で、県内外よりこの本堂と精進料理を求めて来られる方も多いです。尚、寺院には宿坊として宿泊機能も備えておりホテルや民宿にはない一風変わった宿泊体験(要予約)もできます。
また、精進料理とセットとなる光順庵主の講話(お説教)も大人気で、自身の生い立ちから尼になるまで、関の地蔵院での体験、人生(老後)についてなどを面白可笑しく語られ、参加した方々は時間を忘れ楽しいひと時を過ごされてゆきます。
外では季節の草花が咲き乱れ、院内には笑顔の花が絶えないという、大変にぎやかな尼寺へ皆様も是非一度足をお運びくださいませ。